私の人生の半分以上を共に歩んできた自転車とお別れすることとなりました。
この年末に後輪ホイールのスポークが数本破断して、しばらく運用離脱していましたが、この週末にスポーク交換をしてホイールの振れ取りなどした後、さてさてはめて夕飯でも買いに行くかと思った矢先!なんとフレームチューブまで破断していたことに気がついたのでありました。。。。
破断の個所は、右側チェーンステイで、BBに比較的近い部分でした。
材質がクロモリのため、経年のさびが原因だと思います。
機関車で言ったら、台車枠かな〜。
悲しいですが、SLみたいに保存できる余裕もありません・・・・。
ともかく、自分に自転車人生のきっかけを作ってくれた愛すべき自転車。
思い起こせば、昔むかしMTBが流行し、とにかくママチャリから脱出したかった自分は、アルバイトしてためてこの自転車を購入しました。
今はない、「ワイルドキャット」であります。
価格は当時で7万5千円。
丹下のフレームは、しなやかで長時間乗っていてもお尻が痛くなりませんでした。
リアのブレーキはU字ブレーキで、泥詰まりしづらいとのことでしたが、実際メンテナンスはしづらかったナァ。
購入当時は、野山など舗装されていないところを行ったり、もともと実家が坂道の多い町に住んでいたもので、15%超の劇坂などは、とても重宝してました。
あちこち出かけました。
北は北海道、宗谷岬。
そして、南は九州、佐多岬。
今は佐多岬への道路も無料化されたと聞いておりますが、以前は有料道路で自転車通行禁止でした。
そこを通りがかりの地元の人を拝み倒して、自転車を運んでいただきました。
そういえば、日本海の海もめちゃくちゃきれいだったなー。
国内だけでなく、この自転車を持って、海外にも行ったこともありました。
カナダをとても短い10日間ほどですが、エドモントンからカナディアンロッキーのハイウェイをのんびり通り、ジャスパーからコロンビア氷河を抜けて、カルガリーまで走りました。

宿泊先が見つからず、さまよったり、2000mもの高さになるボウ峠まで延々と上ったり、途中、8月なのに雪が降り、雪の中、歯をガタガタ震えながら走った思い出もあります。
景色はめちゃくちゃきれいで、スケールも大きく、感動と発見の連続でした。


カナダの自動車のドライバーも自転車には優しかったなぁ。
(カナダの件は、また時間があったら別の機会に書きたいです。)
いろいろとメンテナンスもさぼりがちだった自分ですが、フレームとハンドルを除き、ほとんどの部品を交換し、ディレーラー関係は、ワークショップ・モンキーさんにお願いして交換してもらったりして、できる限り長く乗り続けました。
それもさびしいですが、そろそろお別れのようです。

20年もの間、自分を運んでくれた自転車に、心から感謝したいと思います。
あちこち行くことができたのも、本当に自転車のおかげ。
今の自分があるのも、自転車のおかげ。
本当にほんとうにありがとう!